受診と復職
月一の受診。
カウンセリングと診察がセットで、もはやカウンセリングがメイン。
仕事が明日から、という話をして毎月5万超の赤字という話をした。
前回、とにかく稼がねば!
と言っていた矢先破産目前なのだから笑えない。
現状でも生活費はおまけしてもらっているのだが、
労働を対価に値下げしてもらうことを提案する予定だと伝えた。
医者も薬が飲めずにいることを伝えると、不要なら止めてもいいと言ってもらえた。
まぁ、まだ飲まないと鬱々するので必要だけど。
ジェネリックが出て、ケタが変わり、財布に優しくなった。
翌日、昼前まで寝てて、昼過ぎから出勤。
まっさらな新人の気持ちで出勤したものの、いきなり一人で放置……。
新人扱いではないことを理解して、目の前にある毎日やることを淡々と行うことに。
すると、苦手意識を持っていた先輩にも業務伝達ができた。
休職前はあんなに頭が重くて、何をするにも不安と焦りが渦巻いて、今にも泣いて逃げ出してしまいたくなっていた。
それが今では、幕一枚通したかのように程よい距離感で進めることができ、とても居心地のよさを感じた。
仕事を始めたばかりの、楽しかった気持ちが少し蘇ってきた。
毎日、出勤したら何をしようかと楽しみだった。
利用者さんとの関わりが、自分の癒しだった。
いろんな情報が処理しきれなくなって、いっぱいいっぱいになっていた自分を、少し不憫に感じた。
はじめの頃と変わらずここにあったのに。
違う理由で、涙が出そうだった。